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ウィーンでの病院の行き方

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落ちこぼれ蒙古斑

公開: 2024/06/04

更新: 2024/06/08

eyecatch

病院の選定基準

日本と同様に、基本的に1人の医者が診察を行なっている小規模な病院から大規模な病院まで、様々な病院があります。わたしは、Googleマップを元に、以下の条件に合う病院を探しました。DocFinderというサイトでも検索することはでき、英語のみなど言語で絞ることもできます。

・家から徒歩圏内であること

・口コミがいいこと

・大規模な病院であること(わたしはドイツ語が堪能でないため、英語で診察してくれる病院を希望していました。大規模な病院の方が、英語で診察できる医師が在籍している可能性が高いかと考え、極力大規模な病院を探しました。実際には、個人経営の病院であっても、英語で診察してくれる気はしますが...)

わたしは、こちらの病院に行きました。

予約

病院の公式HPから予約をしました。"JETZT TERMIN BUCHEN"(今予約する)や"TERMINVEREINBARUNG(予約)"のボタンから予約をすることができます。Googleマップの口コミを見ていると、急ぎであれば、電話での予約も可能なようです。わたしが予約を取った際は、当日、次の日でも、いくつか枠が空いていました。

受付

診察予約時間の10分前に、受付に行きました。受付は、英語で話すことができました。受付で予約している旨を伝えると、健康保険証の提出と個人情報登録表(氏名、住所、電話番号、社会番号(健康保険証に記載の番号)、アレルギーの有無)への記入を求められました。記入の後は、待合室の椅子で待つように言われました。

待ち時間

待合室の真ん中に大きなディスプレイがあり、チャイムが鳴ると、患者名と診察室番号が表示されます。

自分の名前が表示されたら、表示された診察室に向かいます。"Ordination"が「診察室」です。

わたしが受診したのはどちらも平日で、待ち時間は20〜30分程度でした。

診察

問診はドイツ語で始まりましたが、可能であれば英語にして欲しい旨を伝えると快く応じていただけました。診察内容は、体調不良の内容によると思いますが、わたしの場合は、体調不良が始まった時期や症状、関連する病気への罹患歴などを問われました。その場で医師から処方箋を受け取り、診察は終了です。

診察代金:基本無料

日本では、この後に診察代金の支払いがあります。インターネットから、オーストリアでは、健康保険に加入していると、基本的には無料で診察を受けられる(私立病院を除く)との情報を得ていましたが、初めての受診で不安であったこと、Googleマップの口コミでは、追加料金を請求された人もいたことから、受付で、代金を支払う必要があるかを尋ねました。結果、代金を支払う必要はないとのことだったので、そのまま帰宅しました。それ以降、支払いの指示がない限り(今のところ指示を受けたことはありません)、診察が終了したら、そのまま病院を後にしています。

まとめ

オーストリアでは、私立病院以外であれば、無料で診察を受けることができます(その分、健康保険料は高いですが...)。わたしが診察してもらった医師は、いずれも英語で診察を行ってくれました。異国の地での病院は、不安が大きいかと思いますが、この情報が役に立つと幸いです。

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