Afrika Tage Wienは、20年の歴史を持つヨーロッパ最大級のアフリカ・フェスティバルで、毎年夏にドナウ島で開催されています。
会場では、アフリカの工芸品や料理を楽しむことができるほか、コンサートやアフリカについて学ぶプログラムなど、たくさんのイベントが行われています。
先日、Afrika Tage Wienに行きましたので、その様子をお伝えします。
1. Afrika Tage Wienについて
Afrika Tage Wienは、”BRÜCKEN ZWISCHEN DEN KULTURENBRÜCKEN ZWISCHEN DEN KULTUREN”(文化間の架け橋)をビジョンとしたヨーロッパ最大級のアフリカ・フェスティバルで、今年で20周年を迎えます。
アフリカの雑貨、料理が販売されているほか、日替わりのコンサートやアフリカの文化に関するワークショップも行われています。イベントの公式ウェブサイトはこちらです。
2. 開催日程
2024年の開催日程は、以下のとおりです。
- 2024年8月9日(金)〜26日(月)
- 月曜日〜土曜日及び祝日:14時〜24時
- 日曜日:11時〜24時
3. 場所
ドナウ島の北の方で開催されています。地下鉄(U6)のNeue Donau駅から徒歩で7〜8分でいくことができます。
Googleマップへのリンクは、こちら。
4. チケットの値段と買い方
チケットの値段
毎週月曜日は入場が無料で、チケットなしで入ることができます。
そのほかの曜日については、チケットを買う必要があります。チケットには、17時までのデイチケットと、17時以降のイブニングチケットの2種類があり(デイチケットで入場した場合、17時以降も引き続き滞在可能)、コンサートに出演するアーティストによってチケットの料金が変わります。2024年は13ユーロ、40ユーロ、50ユーロの日がありました。
12歳までの子供は入場無料、学生(27歳まで)は学生証を提示することで、チケットが半額になります。
以下は、2024年のチケットの料金表の一部です。
チケットの買い方
チケットは、オンラインで購入するか、現地のチケットカウンターで購入することができます。
Googleマップの口コミの中には、チケットを買うために大行列ができているという口コミもあったので、オンラインで購入しておくと安心かもしれません。
5. 実際の様子(入場無料の月曜日)
わたしたちは、チケットが不要な月曜日に行ってみました。
こちらが、会場のマップです。
Neue Donau駅から会場に向かって歩いていると、フェスティバルの入口より少し手前にチケット売り場があります。この日はチケットが不要な日だったので、クローズしています。
入口
入口では、簡単な荷物チェックがあります。一瞬だったので、よくわからなかったのですが、台の上にたくさんのペットボトルに入った飲料が置かれていたので、もしかしたら、飲み物は持ち込み禁止なのかもしれません。
工芸品
入口を入ると、工芸品を売っているエリアが広がります。服やアクセサリー、置物など、たくさんの種類があります。珍しいものでは、砂の薔薇という鉱物や砂が薔薇のようになったものもありました。
アクセサリー
置物
砂の薔薇
料理
工芸品エリアを進んだ先に、フードエリアがあり、フードエリアの奥にステージがあります。各テントで各国の食べ物が売られていて、飲み物は、基本的には飲み物のスタンドやバーで買うようになっています(一部のテントでは、スムージーを販売していました)。各テントの近くに、テーブルとベンチがあり、座って食事を楽しむことができます。
月曜日の19時ごろは、どのお店も並んでいました
私たちは、シマウマのハンバーガー、ラクダのラグー、パフパフ(アフリカの揚げパン)を食べました。食べたものについては、以下の記事で詳しくご紹介しています!
Afrika Tage Wien(アフリカ・ターゲ・ウィーン)で食べたアフリカ料理
ヨーロッパ最大級のアフリカフェスティバルと言われているAfrika Tage Wien(アフリカ・タ....
ステージ
残念ながら、私たちが行った時間は何もやっていませんでした。
6. 注意点
1. 現金が必要!
公式サイトによれば、チケット売り場、ドリンクスタンド、バーでは、クレジットカードでの支払いが可能です。しかし、料理を提供するスタンドではクレジットカードが使えないところが多かったので、現金を持参するようにしてください。
特に、細かい小銭も持っていくことをおすすめします。私たちは、22ユーロを30ユーロで支払おうとしたところ、今手元にお釣りがないし、混んでいるから後で来て、と言われました。最終的には、後述のお皿のデポジットと合わせて差額の8ユーロを返してもらえましたが、小銭を持っておくと安心かつスムーズです。
2. お皿にデポジットがかかっている!?
Afrika Tage Wienでは、環境保護の観点からプラスチック容器の使用を削減しており、お皿やフォークは、陶器や金属など再利用可能なものが使用されています。わたしは最初知らなかったのですが、どうやらお皿にデポジットが課されているようで、お皿を返却するときに2ユーロ戻ってくるみたいです。公式HPでも関連する記載は見つけられなかったのですが…
わたしはお皿を返す場所がわからず、隣でお皿を返却しようとしていたオーストリア人の女性に、お皿ってここに置いておけばいいんですかね…と聞いてみたところ、置いておいていいと思うけど、2ユーロ返してもらえると思う、と教えてもらいました。現に、お皿を返した後、10ユーロを渡されたので(購入時にもらえなかったお釣り8ユーロ+デポジット2ユーロ)、おそらくお皿1枚につき、2ユーロのデポジットが課されているのだと思います。別のお店でもお皿を返却した男性が小銭を受け取っていました。フードエリアでお食事される方は、お皿の返却を忘れないようにしてください。
3. 足元が悪い!
ステージの写真からわかるかと思いますが、雨が降ったわけではないのに、ぬかるみがありました。
念のため、汚れてもいい靴で行くと安心です。
7. まとめ
初めてのアフリカフェスティバルでしたが、雑貨、食事を通してアフリカの文化に触れることができて、とても楽しかったです。皆さんもぜひAfrika Tage Wienに足を運んでみてください!